を参照して是非手に入れてもらえたらと思います。
ホントにとてつもない内容ですよ。
Gant-Man "Juke City Chicago"
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Jukeには二つの側面があります。
一つはGhetto Houseの発展系といえるポップで4つ打ちの要素を多く残したパーティーミュージック的な側面。
もう一つは三連譜やシンコペーションを多用する、よりリズムが複雑なフットワークバトル用の音楽という側面。
どちらもJukeなのですが、シカゴでは前者をJuke、後者をFootworkやFootwork Trackと呼び分けることがあります。
Planet Muのコンパイルした"Bangs & Works"シリーズは後者=フットワークバトル用の音楽を中心に収録したものですね。
10歳からカレッジラジオでDJとしてキャリアをスタートさせ、1995年に15歳でDancemaniaからEPをリリース、2005年にはBeyonceのリミックスを担当しJukeの普及に大きな役割を果たすなど、驚くべきキャリアを持つGant-ManはJukeのパーティーミュージック的な側面を代表するプロデューサー。
この2009年のミックスはGant-Man持ち前の明るいキャラクターがそのまま音になったような、Jukeの持つポップな魅力を凝縮したものになっています。未リリースのMichel Jackson、Lenny KravitzのJukeリミックスも聴き所。
最後に収録されているKanye West 'Flashing (DJ Rashad Juke Remix)は'RIP Hernz'という曲名でBeatportやJuno Downloadで購入できます。
"Bangs & Works"シリーズの収録曲に多く見られるダークな曲調や、一聴しただけでは乗り辛い複雑なリズムに抵抗のあった人に是非聴いてみてほしいです。
トラックリストはこちらをご覧下さい。
http://bassache.net/2010/08/juke-city-chicago yorunonunulaxnulan ep.29
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"JUKE/FOOTWORK special by Booty Tune, Japan"
大阪が世界に誇る異能集団satanicpornocultshop(以下サタポ)が所属するnunulaxnulanクルー(
http://www.nunulaxnulan.biz/indexxx.html )がNYのRadio23(
http://www.radio23.org/ )から毎月第2日曜日に放送している「夜のヌーヌラックスヌラン」(通称 夜ヌン)という番組があります。
"Juke/Footwork Special"と題された夜ヌン・エピソード29は日本唯一のJuke/Ghettotech専門レーベルBooty Tuneに所属する3人のDJ、D.J.G.O.、D.J.April、D.J.Fulltonoをフィーチャーして放送されました。
一番手のD.J.G.O.は自身のトラックのみを使って疾走感溢れるミックスを披露。Hip Hopをこよなく愛する彼ならではのエディットセンスが素晴らしい。
最後の曲'
Rain' を含む収録曲のうちのいくつかはBooty Tuneから近日発売予定のEPに収録されると思います。
二番手、ジャガー汁ことD.J.Aprilによるミックス。
数年前からDJ DiamondやDJ Earlなどの若手を中心にTechno的な音色や展開を巧みに取り入れたFootwork Trackが増えてきています。
D.J.Aprilのプレイはシカゴの新しい潮流といえるテッキーなFootwork Trackと、そのルーツといえるGhettotech的な曲をテクノ的な感覚でミックスした非常に聴き応えのある内容になっています。
最後はレーベルオーナー、D.J.FulltonoによるJukeの限界に挑戦するようなミックス。
JukeのBPMはだいたい150~165くらい、半分以上の曲が160で固定されているのですが、このセットはなんとBPM170オーバーという破格の速さです。
スクラッチや2枚使いなどGhettotech DJ時代に培われたスキルを駆使して暴れ馬のような音を自在に操るプレイは見事の一言。
本人はやりすぎたと反省の弁を述べててましたが、シカゴでもこういった突拍子もない試みが繰り返されることでGhetto HouseがJukeに進化してきたはずですし、大きな可能性を秘めた挑戦だと思います。
この素晴らしい番組をプロデュースしたサタポは変幻自在のトラック、タイトなMCと賑やかしが渾然一体となったライブ・パフォーマンスで高い人気を誇っていますが、昨年半ばからJuke/Footworkスタイルに急接近、"Wipeout ep" "Nuclear ep" "Remake ep"の3枚のEPをリリースしてJuke/Footworkファンに大きな反響を巻き起こしました。
特に'Strings Of Life'、'Jaguar'や'Remake(Sueno Latino)'などのクラシックをJuke化した"Remake ep"は多くのダンスミュージックファンに聴いて欲しい逸品。
また近々Booty Tuneから"
Hellasick ep"と題されたEPがリリースされるので、そちらも楽しみに待ちたいですね。
Traxman, DJ Clent, DJ Manny on WNYU, April 14, 2011
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WNYU( http://wnyu.org/ )はDance Music、Rock、World Music、Hard Rock/Heavy Metal、Hip Hop、Noise/Experimentalなど様々なジャンルのユニークな専門番組で知られるニューヨーク大学が運営するカレッジラジオ。
ダンスミュージックファンには世界中のトップDJがミックスを披露するTim Sweeneyの番組"Beats in Space"(
http://www.beatsinspace.net/ )が有名ですね。
WNYUで昨年の9月まで放送されていたWreck Techの番組"The Math & Science Show"(以下M+S Show)はJukeシーンのコアアーティストをゲストに招くことでJuke/Footworkファンに一目置かれる存在でした。
この音源はM+S ShowにTraxman、DJ Clent、DJ Mannyの3人が呼ばれてミックスを披露した伝説的な放送の全てを収めたもの。収録時間はなんと4時間を超えます。
ミックスはDJ Clentが自身のクラシック'Bounce'をプレイするところからスタート。Clent、Manny、Traxmanの順番で30分~1時間ごとに交代しながらプレイしています。
ClentのHip Hop的な感覚が色濃く出たプレイも、ダンサーとしても知られるMannyのフFootwork Track中心のプレイもかっこいいですが、なんと言ってもこの音源の売りは天才Traxman本気のプレイが聴けることです。
最初のプレイは1:36:50頃から。自作のトラックを中心に圧倒的なスキルでミックスしていきます。特にスクラッチを交えてその場でリミックスするようなブレンドミックスは彼ならではのものです。
'percolator'の2枚使いで盛り上げるところまでがTraxmanでその後のHouseセットはClentのプレイだと思います。
次の登場は3:07:50頃~3:18:40頃まで。短いながらもこちらも充実したプレイですね。
後半はほとんどClentのプレイっぽいのですが、Traxmanらしきスクラッチが所々から聴こえてくるので、ひょっとしたらB2Bをしてるのかも。4:08:30頃から終わりまでは確実にTraxmanですね。
'Brainwash'や'We Are Da Best'など既にリリースされているものもありますが、この音源でTraxmanがプレイした自作曲のほとんどは未発売です。
シーンの代表格RashadやSpinnに勝るとも劣らない実力を持ちながらもTraxmanの評価が低いのはそのリリースの少なさのせいだと言われてきました。
しかし今年はその状況が一変するかもしれません。
Planet Mu、Lit City Traxの2つのレーベルからはそれぞれソロアルバムが、ElectropixからはDJ Earlとのスプリットアルバムが、そして日本のBooty TuneからはミックスCDが発売されます。
怒濤のリリースラッシュによって彼がその実力に見合うだけの評価を得ることを期待したいですね。
DJ Rashad's 2 hours DJ Set on Rinse FM, April 4, 2011
昨年の春にPlanet Muの企画でDJ RashadとDJ Spinnのヨーロッパツアーが行われました。
シカゴ・フットワークの魅力を伝えるためにDJだけでなく3人のダンサーA.G.、LiteBulb、Mannyも招いて行われたこのツアーの模様はいくつかの音源や映像で残されています。
一部で有名な近衛兵にフットワークを仕掛ける爆笑映像( こちらをご覧下さい
http://ghetto.seesaa.net/article/219735886.html )もこのツアーの最中に撮影されたものです。
DJ Rashad & DJ Spinn @ The Wardrobe, Leeds
この動画はリーズでのパーティーの模様。シカゴのフットワーカーに混ざって現地のダンサーがそれぞれのスタイルでJukeを踊っています。
いつか日本にもシカゴのDJとダンサーを呼んでこんなパーティーを実現したいですね。
Chicago Footwork (USA) at Breakin' Convention 2011
こちらはロンドンで行われたBreakin' Conventionというダンス・フェスティバルでのショウケースの様子。
この動画ではHouse-O-MaticsのダンサーとしてキャリアをスタートさせたというSpinnのフットワークを観ることができます。
現役のダンサーの3人と比べるとキレはありませんが、それでも流石の上手さです。
照れくさそうに踊る姿がなんとも微笑ましい。現役組では赤いキャップLiteBulbのキレキレの動きが素晴らしいですね。
DJ Rashad's 2 hours DJ Set on Rinse FM April 4, 2011
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さて、ここでご紹介するDJ Rashadのミックスはツアーの最中にBass MusicファンやGrimeファンにはお馴染みのロンドンのRinse FMで披露されたものです。
コアな選曲で知られるRinse FMのカラーの合わせたためか、かなりディープで気合いの入った内容になっています。リズムの複雑なFootwork Trackを中心の前半から、4つ打ちのJuke/Ghettotechタイプの曲中心で盛り上げる後半まで、巧みにメリハリを作りながら決してリスナーを飽きさせないそのプレイは、シーンの中心人物DJ Rashadならではのものです。
個人的なハイライトは13:13からの展開、DJ Rashad & Gant-Man 'Heaven Sent'からRP Boo 'Baby Come On'(Rashad Remix)を経てTraxman 'Blow Your Shit'へ至る流れです。激ドープクラシック'Reverb'にRashadとBoylanの共作曲'Look To The Sky' がブレンドされて一気に艶やかさを増すからの28:30あたりからの展開もかっこいい。
未発売ながら多くのミックスに収録されて既にクラシックとなっている、Chaka Kahnの名曲 'I Feel For You' のJukeリミックス、DJ Rashad & Gant-Man 'Somethin' Bout The Things U Do'(1:18:00~)も是非聴いてほしいです。
フットワーク博士Dave Quamの手によるトラックリストをディグの参考にどうぞ。
http://ghettobassquake.com/dj-rashad
(記事:Tokunaga Kizamu)
関連リンク
Kizaam's Footworkipedia 第1回「FootworKINGz特集その1」
http://ghetto.seesaa.net/article/238123205.html
BootyMusicJapan