2014年06月10日

【Review】D.J.Fulltono - My Mind Beats Vol.01



日本のジューク/フットワークのパイオニアD.J.Fulltonoが久々に放つ衝撃作。
最初聴いた時腰が抜けるくらいの衝撃だった。それまでのD.J.Fulltonoのトラックでもミニマルテクノ的な要素があったのだが、今回リリースされたEPは、完全にジューク/フットワークとミニマルテクノ/ダブテクノの融合がなされている。

単にテクノ的なウワ音、ドラムの音色をジューク/フットワークに置き換えた安易なものでは無く、テクノとジューク/フットワークのリズムの特性をうまく掛け合わせて作られており、数多くのDJプレイから導き出された現場仕様のアレンジがなされている。(本来リリースする予定は無かったらしく、氏がDJプレイに使う為に作られたとのこと)

現場仕様の少ない音数でポリリズムを駆使したドラミングはシンプルだが、聴けば聴くほど発見のあるだまし絵のような構造で、聴いていて全く飽きない。これぞ「音の彫刻」とでも言えそうな。

個人的にRP BOOと同じ領域に、別の方向からD.J.Fulltono は向かってるように思える。日本のジューク/フットワークのオリジナリティは海外からも注目を集めており、『My Mind beats Vol.01』はそれを象徴する作品だと思し、これは新しい民族音楽だと思う。

(文:食品まつり a.k.a foodman)




posted by BootyMusicJapan at 21:31 | TrackBack(0) | リリース | 更新情報をチェックする

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