2012年12月04日

BOOGIE MANN / YOKOHAMA MIDNIGHT FOOTWORKIN' EP

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Artist: BOOGIE MANN
Title: YOKOHAMA MIDNIGHT FOOTWORKIN' EP
Label: SHINKARON
購入:BANDCAMP 

 積極的にシカゴ物を輸入する一方、ジャングルやダブステップなど他フォーマットへのJUKE移植が進むUKを尻目に、日本ではシカゴともUKとも異なる第3軸のシーンが形成されております。
JUKEにラップを載せるという『160 OR 80』企画なんてのはその最たるものですね。めちゃめちゃ面白くなりそうなので目が離せません。 
日本のシーンがそのほかと比べて際だっているひとつの理由が、JUKEレーベルの設立が相次いでいるところ。有名レーベルが「カタログにJUKEもいれとくか~、流行ってるしね」な感じで取り込むのではなく、何でもやってやろうという小沢昭一的こころでJUKEを始める意欲的な若者が多いんですね~。
弊社KUROKIとKIZAAMのリサーチによりますと、BOOTY TUNEをはじめ、BANDCAMPでヒットする日本のレーベルが多いこと!。

「SHINKARON」も数あるレーベルの中のひとつ。ベースミュージック経由のJUKEを提示する結構珍しいタイプのレーベルではないでしょうか。

 先般、主宰のFRUITYが「ROCKS EP」(こちらもちょっと変わったFOOTWORKでオススメ)を発表したかと思いきや、舌の根も乾かないうちに届けられたのが本作です。 
タイトル通り横浜在住のBOOGIE MANNによる、アーバンでメロウなネタ使いに、タメと変則感あふれるFOOTWORKが6曲。使われている元ネタは分かりませんが、そんなものは関係ない。聞いて気持ちよければそれで良し! 

日本のJUKEで結構良く聞かれる、スナップやタムが16分で走りまくってるタテノリ満載の感じではなくて、ネタのグルーヴを生かした横揺れがしっかり感じられます。
スネアの使い方もこなれていて気持ちいい。これがJUKEデビュー作とは思えないほど、現場投入即OKなクオリティです。シカゴのメロウ大将軍・DJ SPINNがイケる人の口には絶対合うでしょう。

「チンコ・マンコトラックはちょっと・・・」というデリック・メイさんにも是非聞いて頂きたいですね。おすすめです!
(D.J.APRIL)




(c)BootyMusicJapan2012



ラベル:Boogie Mann
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2012年12月01日

Young Smoke / "The Galaxy 1.0" "The Track Lab"

 Young Smokeが止まらない。
Planet Muからリリースされた世界デビューアルバム“Space Zone"は日本でも好評を博しているが、同アルバムリリース後に彼が設立した自身のbandcampサイトで勢力的なリリースを続けている。
現在までに3枚のEPと5枚の1曲入りシングルをリリースしているが、今回はその中から"The Galaxy 1.0"と"The Track Lab"を紹介する。


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"The Galaxy 1.0"は11月に発売されたばかりの最新EP。シンセを軸とするスペイシー・ジューク路線を確立した“Space Zone"の延長線上にある作品だが、Planet Muからのアルバムと比べるとサンプリングは控えめでスケッチ的なニュアンスの曲が多い。 
特筆すべきはM3'Fun Adventures'。3連ジュークを得意として来たYoung Smokeには珍しい疾走するドラムが素晴らしい。スペーシーなシンセとの相性が抜群でデトロイト・テクノを思わせるロマンティックな曲に仕上がっている。



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"The Track Lab"は2010年1月にリリースされたデビューEP。発売当時、Young Smokeはなんと若干16歳。シカゴのフットワーク・バトルの会場のみで手売りされていたもので、ファンの間では幻の作品とされていた。 
シカゴの定番声ネタ'Let Me See Ya~'のフレーズが繰り返されるM6など、アルバム前編を通してゲットー感のある声ネタ使いが印象的だが、シンセに耳を澄ますと現在のスタイルの萌芽を聴き取ることができるだろう。ドラムパターンに関してはすでに完成の域に達している。 
元々ミックスCDだったものをトラック分けしてbandcampにアップしているようで、曲が短くDJプレイには使いづらいかもしれないが、一聴の価値のある作品だ。 

( Tokunaga Kizamu )




(c)BootyMusicJapan2012
ラベル:Young Smoke
posted by BootyMusicJapan at 22:30 | TrackBack(0) | リリース | 更新情報をチェックする

Symbiotic Sounds - Everybody Loves An 808 EP

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Artist: Symbiotic Sounds
Title: Everybody Loves An 808
Label: Sequel One Records (Poland)

購入: Bandcamp(CD/MP3)

 Lukasz SzydaによるSymbiotic Sounds名義でのEverybody Loves An 808。もうタイトルからわかる通り、この人もRoland TR-808を愛しているのだろう。 
しかしながらSymbiotic(異なる種類の生物が、生理的あるいは生態的に緊密な結び付きを保ちながらいっしょに生活している現象)Soundsと名乗るだけあってこのEPからは伝統的な808のサウンドと作者を育ててきたjuke/footwork、ベースミュージック、エレクトロニカ、エレクトロなどの成分が高い次元で融合し、平均気温が日本なんかよりぐっと低いポーランドだからこそ産まれる独自の暖かみのあるサウンドに仕上がっていると感じた。
それだけにこれからどんなサウンドを鳴らしてくるのかが楽しみでしかたない。
(poivre0529)






(c)BootyMusicJapan2012
ラベル:Symbiotic Sounds
posted by BootyMusicJapan at 18:07 | TrackBack(0) | リリース | 更新情報をチェックする
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